巨大地震の「横揺れ」が襲う都市 Netflix話題作と気象庁の警告
巨大地震の「横揺れ」が襲う都市 Netflix話題作と気象庁の警告にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
映画の描写を裏付けるように、気象庁が独自に解析した最新の地震波データも深刻な事実を物語っている。地震の発生時、最初に到達するP波(初期微動)に続いて到来するS波(主要動)こそが、激しい横揺れを生み出す元凶だ。
特に、平野部の軟弱な地盤においては、このS波が共振することで長周期地震動と呼ばれる長周期の揺れへと変化する。気象庁の独自取材データによると、遠く離れた震源から届いた波が超高層ビルの固有周期と合致した場合、ビル上層部では数十センチメートルから数メートルに及ぶ大きな揺れが数分間も持続することが確認されている。室内での家具の転倒や複合的な機能不全は、都市機能そのものを一瞬で麻痺させる。