スムースボーダーコリーは本当に飼いにくい?後悔を防ぐラフとの違いと真相

スムースボーダーコリーは本当に飼いにくい?後悔を防ぐラフとの違いと真相についての最新情報をお届けします。

「毛が短いから手入れが楽」という言葉を鵜呑みにして迎えると、室内環境の維持において手痛いしっぺ返しを受けます。スムースボーダーコリーは、寒暖差から身を守るための上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)からなる「ダブルコート」を持っています。

春と秋の換毛期には、アンダーコートがごっそり抜け落ちます。ラフコートの場合、抜け毛同士が絡まり合って「毛玉(フェルト状)」になるため、部屋中に舞い散る前にスリッカーブラシで回収しやすいという側面があります。対してスムースコートの毛は絡み合うことがなく、短く硬い毛が無数にパラパラと床に落下します。

この毛が曲者で、靴下、フリース、ソファー、車のシートなどの布製品の繊維の隙間に強固に突き刺さります。一般的な掃除機や粘着ローラーでは吸着しきれず、一本ずつピンセットで抜くか、ゴム手袋で擦り集めなければ取れない事態に直面します。

日常のメンテナンスにおける推奨手順は以下の通りです。

  • ラバーブラシ・獣毛ブラシの併用:スリッカーブラシでは皮膚を傷つける危険があるため、柔軟性のあるシリコンブラシやラバーブラシで浮かせた毛を除去し、豚毛などの獣毛ブラシで艶を出します。
  • 屋外での高圧ブロワー活用:競技会場などでは、シャンプー後に業務用ブロワーの強風で抜け毛を一気に吹き飛ばすケアが定石とされています。
  • 泥汚れのイージーケア:唯一にして最大のメリットは、雨の日の泥跳ねや草の実(ひっつき虫)が付着しない点です。散歩後に濡れタオルで全身を一拭きするだけで清潔を維持できるスピード感は、ラフコートにはない圧倒的なアドバンテージと言えます。
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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