新幹線3人席の真ん中B席が広い理由とは?肘掛けと予約術の真相
新幹線3人席の真ん中B席が広い理由とは?肘掛けと予約術の真相とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
新幹線の3人掛け座席を巡っては、日常的に利用している人でも誤認しているルールや操作方法がいくつか存在します。車内での不要なトラブルを未然に防ぐため、現場で頻発する3つの誤解を是正しておきます。
第一の誤解は、「空いている隣のB席に荷物を置くために、子供用や追加の特急券を1枚余分に買って座席を占有できる」という思い込みです。JRの運送約款である旅客営業規則では、「1人の乗客が同時に2枚以上の同種乗車券・指定席券を使用して座席を占有すること」を認めていません。車内検札で座席に本来座るべき乗客が存在しないと判明した場合、車掌の判断で空席とみなされ、席を必要とする他の乗客へ再割り当てされる場合があります。
第二の誤解は、新幹線3人席の回転方法に関するものです。家族旅行やグループ旅行で前後の座席を向かい合わせにする際、「3人席は重くて女性や高齢者では回せない」と敬遠されることがあります。実際には、通路側の足元にあるペダルを奥までしっかりと踏み込むことでロックが解除され、テコの原理によって軽快に回転する設計になっています。ただし、座席を回転させる際は、背もたれのリクライニングを元の直立状態に戻し、テーブルを収納しておかなければ、前後の干渉によって回転機構がロックされるため注意が必要です。
第三の誤解は、大型スーツケースの持ち込み規定です。縦・横・高さの合計が160cmを超える荷物を持ち込む際には、新幹線特大荷物スペースつき座席の事前予約が義務付けられています。この専用スペースは各車両の最後列座席の背後に位置していますが、3人席側の最後列(A・B・C席)を押さえた場合、荷物置き場も3分割で共有することになります。大きな荷物を積み込む際は、隣人の荷物と干渉しないよう配置に配慮しなければなりません。