マグロステーキ人気レシピ決定版!硬くならない焼き方と黄金比

マグロステーキ人気レシピ決定版!硬くならない焼き方と黄金比の特集記事をお届けします。専門的な知識が満載です。

スーパーの特売品や冷凍ストックを劇的においしく変えるには、焼く前の前処理が仕上がりの8割を左右します。特に冷凍マグロを自然解凍や電子レンジ解凍すると、旨味成分を含むドリップが大量に流出し、生臭さの原因となります。プロが現場で徹底しているのが「温塩水解凍法」です。

水1リットルに対して塩30g(濃度3%=海水と同等)を溶かした約40℃のぬるま湯を用意し、冷凍マグロを表面の削り粉が落ちる程度(約1〜2分)浸します。引き上げたら清潔なペーパータオルで完全に水気を拭き取り、ラップまたは吸水シートに包んで冷蔵庫で30分ほど寝かせます。この浸透圧を利用した解凍により、細胞破壊を防ぎながらドリップの流出を極限まで抑えることが可能です。

また、加熱用の安価な切り身にありがちな「太い筋(スジ)」に悩まされるケースも少なくありません。マグロの筋はコラーゲン繊維で構成されており、そのまま焼くと熱で縮んで肉全体を硬く引き絞ってしまいます。筋っぽい部位を柔らかく仕上げる裏技は以下の2点です。

  • 格子状の隠し包丁:筋に対して直角に交差するように、深さ2〜3ミリの間隔で細かく切れ目を入れます。繊維を物理的に分断することで、加熱による収縮を防ぎ、口当たりを劇的に滑らかにします。
  • すりおろし玉ねぎマリネ:筋が多い部位の場合、すりおろした玉ねぎと少量の酒に15分ほど漬け込みます。玉ねぎに含まれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の働きにより、加熱してもふっくらとした柔らかさが維持されます。
佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest