自転車の油差し完全ガイド!クレ556がNgな真相と正しい注油法

自転車の油差し完全ガイド!クレ556がNgな真相と正しい注油法を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

ネット上のメンテナンス情報を見ていると、「音が鳴ったらとりあえずスプレーをたっぷり吹き付けておけば安心」という極端な記述を見かけることがあります。しかし、整備現場のプロが最も頭を抱えているのが、この「油の過剰塗布(オーバールブリケーション)」による二次災害です。

チェーンの外側がベタベタに濡れた状態で道路を走行すると、アスファルトから巻き上げられたケイ砂(石英の微粒子)が強力に吸着されます。この砂粒子と過剰なオイルが混ざり合うと、工業用の研磨剤(ラッピングコンパウンド)と全く同じ性質を持つ有害なスラッジへと変化します。ペダルを漕ぐたびにチェーンのリンク内部やギアの歯がヤスリで削られる状態となり、適切な油量を保っていた場合に比べてチェーンの摩耗寿命が半分以下に縮まるという逆転現象が起こります。

また、スプレータイプのオイルを勢いよく噴射した結果、霧状になったオイル粒子が後輪のディスクブレーキローターやリムの側面に飛散し、前述した「制動不良」を引き起こすケースが後を絶ちません。スプレー式を使用する際は、必ずチェーンの背面にウエスを当てて余計な飛沫を受け止めるか、飛散リスクの極めて低いリキッド(点眼)ボトルタイプを選択するのが賢明な判断です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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