その巻き方は手首を壊す?リストラップの正しい巻き方と親指ループの罠

その巻き方は手首を壊す?リストラップの正しい巻き方と親指ループの罠に関するポイントを詳しくまとめました。専門的な情報をご確認ください。

初中級者の多くが疑問を抱くのが、「なぜ巻いた後にわざわざ親指の輪っかを外すのか?」という点だ。ジムでもループをかけたままバーベルを握っているトレーニーを見かけるが、これには明確なリスクと競技上の厳格な決まりが存在する。

まず機能面におけるリストラップ親指ループ外す理由として、バーベルを握り込んだ際にループの紐が親指の付け根や腱を圧迫し、純粋なグリップ感覚を阻害してしまう点が挙げられる。高重量の挙上時に紐が突っ張ると、手首の牽引方向が不自然に歪み、親指側の腱鞘炎を誘発する恐れがある。

さらに見過ごせないのが競技連盟の規程だ。パワーリフティング公式ルール(IPF:国際パワーリフティング連盟およびJPA:日本パワーリフティング協会)の技術規則集には、以下のように明記されている。

「試技開始前に親指のループは親指から外されていなければならない。ループを親指にかけたままの試技は失格(ファウル)となる」。公式大会のプラットフォーム上では、主審からラックアップの合図が出る前にループが外れているかを厳重にチェックされる。安全面とルールの双方から見ても、ループを外して巻き込む所作は必須の基礎技術なのだ。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest