なぜ恋愛で執着する?不安型愛着障害の特徴と見捨てられ不安の克服法
なぜ恋愛で執着する?不安型愛着障害の特徴と見捨てられ不安の克服法について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。
なぜここまで過剰に「見捨てられること」を恐れてしまうのか。その根本的な要因は、幼少期の育て方や家庭環境におけるトラウマにあります。
乳幼児期から学童期にかけて、子どもは親に対して無条件の安心感(安全基地)を求めます。しかし、以下のような養育環境で育つと、愛着形成に歪みが生じます。
・親の愛情に一貫性がなかった(機嫌が良い時は甘やかし、機嫌が悪いと理不尽に拒絶・激怒する)
・親の情緒が不安定で、子ども側が親の顔色を伺い「親のケア役」を担っていた
・成績が良い時や言うことを聞く時だけ褒められる「条件付きの愛情」を与えられていた
・過干渉または放置(ネグレクト気味)で、感情を受け止めてもらった記憶が乏しい
親の関心がいつ失われるかわからない環境に置かれた子どもは、「常にアンテナを張り巡らせて親を繋ぎ止めなければ生きていけない」と学習します。この生存戦略が大人になっても無意識に作動し、パートナーに対して「見捨てられたら生きていけない」という強烈な恐怖となって現れるのです。