Wordの行間が広い原因と解決策|グリッド線の罠を外す裏ワザ
Wordの行間が広い原因と解決策|グリッド線の罠を外す裏ワザの要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。
Wordを操作していて最も多くの人がつまずくのが、Word 行間 勝手に広がる 理由の正体です。文字サイズをわずかに大きくした際、文字の高さ以上にガバッと不自然な隙間が生じる背景には、原稿用紙のマス目に相当する「行グリッド線」の存在があります。
Wordの初期設定では、標準フォントサイズである10.5ポイントを基準として、1ページあたりの行数(標準では36行から40行程度)が厳格に定義されています。このとき、内部設定である「1ページの行数を指定時にグリッド線に合わせる」にチェックが入っていると、システムは文字を行グリッドのマス目へ強制的に吸着させようとします。
フォントサイズが10.5ポイント以下であれば1行分のグリッド内に収まりますが、見出しなどで11ポイントや12ポイントに拡大した瞬間、文字の天地がグリッドの枠をわずかに超えてしまいます。その結果、Wordは「この文字は1行のマス目に収まらない」と自動判定し、強制的に2行分のグリッド幅(約2倍の余白)を割り振ってしまうのです。これこそが、利用者の意図に反して空白が跳ね上がる「グリッド線の罠」と呼ばれる根本原因です。