エメラルドグリーンの作り方と配合比率!絵の具が濁らない混色術

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多くの人が直面する「絵の具を混ぜると色がくすむ」現象には、混色で濁る決定的理由があります。それは、絵の具の混色が光の波長を吸収し合う「減法混色(Subtractive Color Mixing)」であるためです。

特に失敗を招く主因は、使用する青や黄色の中に微量の「赤(マゼンタ成分)」が含まれていることです。色彩理論において、赤・青・黄の3原色が揃うと光の反射が遮断され、色は無彩色(黒・灰色・泥色)へと近づきます。一般的な12色セットに含まれる「ウルトラマリン(群青色)」は赤味を帯びた青であり、「クロムイエロー(濃い黄色)」はオレンジ(赤味)寄りの黄色です。この2つを混ぜると、実質的に「赤+青+黄」の3色混色を行った状態となり、鮮やかさが失われて暗いカーキ色になってしまいます。

透明感のあるエメラルドグリーンを再現するには、赤味を極限まで排除した「フタロシアニンブルー(シアン系)」または「ビリジアン」をベースに、冷涼感のある「レモンイエロー」を組み合わせることが絶対条件です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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