「していった」の漢字表記は誤り?公用文ルールとビジネス敬語の正解

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国の行政機関や地方自治体が作成する公用文では、表記の統一基準として文化庁の『公用文作成の考え方』が準拠されています。この基準において、公用文 補助動詞 漢字の混用は明確に制限されており、補助動詞 ひらがな 表記ルールが厳格に定められています。

ビジネス文書においても、公用文の表記ルールに倣うことが標準的なマナーとされています。「漢字が多い文章のほうが丁寧で格調高い」と誤認し、「〜して行った」「〜して頂く」「〜して見る」とすべてを漢字化してしまうケースが見受けられますが、これは可読性を損ねる要因となります。

表現類型文法上の機能推奨される表記代表的な例文空間的移動本動詞(行く)して行った(漢字)挨拶を済ませてから先方のオフィスへ行ってまいりました。時間経過・推移補助動詞(いく)していった(ひらがな)売上規模は年々拡大していった経緯がございます。状態の段階的変化補助動詞(いく)〜くなっていった市場のニーズが徐々に多様化していった。ビジネス敬語(自社)補助動詞+謙譲表現してまいりました全社を挙げて品質管理を徹底してまいりました。

していった 漢字表記を機械的に当てはめてしまうと、読み手に「どこかへ移動したのか?」という誤読を生じさせるリスクが生じます。公用文・ビジネス文を問わず、補助動詞はひらがなで表記することが原則です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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