防衛医大は本当につらい?過酷な寮生活と退校の真相を徹底検証
防衛医大は本当につらい?過酷な寮生活と退校の真相を徹底検証についての疑問解決ガイドをお届けします。
防衛医大生は学生であると同時に「特別職国家公務員」の身分を持ちます。そのため、一般の医学生と同じ膨大な医学教育カリキュラムをこなしながら、年間を通じて防衛学や実地訓練を受けなければなりません。夏休みや春休みなどの長期休暇期間には、富士山麓や演習場での野営訓練、行軍、射撃訓練、水泳訓練などが組み込まれており、体力的な消耗は想像を絶します。
医学教育そのものの進級判定も極めて厳格です。試験期間中であっても点呼や寮の当番業務は免除されず、限られた時間の中で合格点を取らなければなりません。留年率の実態を見ると、各学年で数名から十数名程度の留年・原級留置が発生しており、2回連続で留年すると原則として退校処分となる制度設計が精神的プレッシャーに拍車をかけています。
それでも、徹底した管理教育の成果として医師国家試験の合格率は例年全国平均(約90〜92%)を上回る95%前後〜上位を維持しています。つらい日々の積み重ねが高い国家試験合格実績に直結している点は、防衛医大の紛れもない強みといえます。