旭山動物園の焼却炉にまつわる噂の真相と命を繋ぐ遺体処理の真実
旭山動物園の焼却炉にまつわる噂の真相と命を繋ぐ遺体処理の真実にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
旭山動物園が開園したのは1967年(昭和42年)のことです。当時の北海道旭川市周辺では、厳冬期の衛生管理や伝染病予防の観点から、園内で亡くなった小動物や病死した個体を敷地内で速やかに衛生処理できる小型焼却設備が整備されていました。古い施設図面や当時の園内マップを確認すると、一般の来園者が立ち入れない管理エリアの一角に煙突を備えた焼却設備が配置されていたことが分かります。
しかし、1990年代後半から2000年代にかけて施行されたダイオキシン類対策特別措置法をはじめとする環境基準の厳格化、さらには園全体の再整備計画によって状況は大きく変化しました。老朽化した焼却炉の維持改修ではなく、環境負荷の低減と専門機関への処理委託へと舵を切った結果、園内の焼却施設は完全に役目を終えて撤去・廃止されました。現在、園内マップを見ても煙突や焼却炉の表記はなく、敷地内での焼却処理は一切行われていません。