低脂肪牛乳と乳飲料の違いは?安さの秘密と体に悪い噂の真相を徹底解剖

低脂肪牛乳と乳飲料の違いは?安さの秘密と体に悪い噂の真相を徹底解剖について見逃せない 事実を分かりやすく解説いたします。

スーパーのプライベートブランド(PB)やディスカウントストアで、「すっきり低脂肪」「毎日の低脂肪」といった名称の1000mlパックが1本120円程度で販売されている一方、ナショナルブランドの低脂肪牛乳は200円以上します。同じような紙パックに入り、売り場も隣り合っているにもかかわらず、なぜこれほどの価格差が生まれるのでしょうか。

その真相は、乳飲料が安い理由と原材料の製造原価構造にあります。

低脂肪牛乳は、原料として国内の契約酪農家から仕入れた「生の生乳」を100%使用しなければなりません。配合飼料の価格高騰や電気代・物流コストの上昇が続く中、生乳の取引価格(乳価)は業界全体で引き上げられており、原材料費を削る余地がほとんどありません。さらに、生乳から乳脂肪分を抜く遠心分離の工程にも一定の設備稼働コストがかかります。

対照的に、乳飲料は生乳を使う義務がありません。主原料として大量に輸入された安価な外国産脱脂粉乳を水で還元し、そこにコクを補うためのパーム油やココナッツ油といった植物性油脂、あるいは水あめや香料をブレンドして製品化します。高価な国産生乳を最小限に抑え、あるいは一切使わずに製造できるため、原材料コストを半分近くまで圧縮できるのです。

店頭での簡単な見分け方として、公正競争規約によるデザイン制限があります。製品名に「牛乳」と単独で大きく書くことができるのは生乳100%の製品のみであり、乳飲料はパッケージに「牛乳」と大々的に表記することは禁止されています。また、生乳100%の牛乳パック上部には視覚障がい者向けの半円状の「切欠き(くぼみ)」が設けられていますが、乳飲料や加工乳にはこの切欠きが存在しません。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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