徐行とは時速何キロ?知らなきゃ危険な定義と一時停止との決定的違い
徐行とは時速何キロ?知らなきゃ危険な定義と一時停止との決定的違いの真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
交通違反の切符以上にドライバーにとって致命的な打撃となるのが、事故発生時の過失相殺です。徐行違反による交通事故の過失割合は、過去の膨大な判例集(別冊判例タイムズ等)を基準に厳格に算出されます。
例えば、信号のない見通しの悪い同幅員の交差点で出会い頭の衝突事故が発生した場合、双方が徐行していれば基本の過失割合は「左方車40:右方車60」程度となります。しかし、一方が徐行義務を怠って進入していた場合、徐行違反側に10〜20%の過失が加算修正されます。
さらに、一方が徐行し、もう一方が徐行を完全に怠っていたケースでは、過失割合が「10:90」や「20:80」といった圧倒的に不利な配分に偏ることも珍しくありません。近年はドライブレコーダーの普及により、衝突前の正確な車速やブレーキランプの点灯タイミングが客観的証拠として警察や保険会社に筒抜けになります。「直ちに止まれる速度で進入していたか否か」が、数百万〜数千万円規模の損害賠償額を左右する決定打となります。