身近なスズメが消えていく?絶滅危惧種指定の噂と激減の舞台裏
身近なスズメが消えていく?絶滅危惧種指定の噂と激減の舞台裏に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
住処の喪失に追い打ちをかけるのが、深刻な餌不足だ。親鳥はヒナを育てるとき、タンパク質が豊富なイモムシやバッタなどの昆虫類を大量に捕獲して運ぶ。しかし、空き地の舗装や公園の過度な除草、農薬の使用によって都市部の昆虫量は激減した。特に子育ての時期に十分な虫を確保できないことが、ヒナの生存率を著しく低下させている。
さらに、都市環境における天敵の増加も影を落とす。個体数を維持する大型のカラスや、放し飼い・野良のネコによる捕食圧が高まる一方で、身を隠す草むらや低木は街から減少した。安全な巣穴もなく、エサも足りず、天敵に脅かされる――まさに三重苦の環境下で、幼鳥が生きて親になるハードルはかつてないほど高くなっている。