お線香の息吹き消しは絶対Ng?知っておくべき作法と宗派別の真実
お線香の息吹き消しは絶対Ng?知っておくべき作法と宗派別の真実の疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
知人や友人の自宅へ弔問に伺う場合、玄関先から仏間へ至るまでの一連の立ち振る舞いにも配慮が求められます。
まず意識したいのがお線香をあげるタイミングです。訪問して部屋に通されたからといって、いきなり仏壇の前に座り込むのはマナー違反となります。入室後、まずは施主(遺族)に対面して悔やみの言葉を述べ、施主から「どうぞ仏壇へお参りください」と案内されてから仏前に進むのが本来の手順です。
訪問時に持参するお線香の手土産マナーについても確認しておきましょう。お線香は「消えもの」として弔慰を伝える定番の品ですが、配慮すべきポイントがあります。
現代の住宅事情では、煙が充満しにくい「微煙タイプ」や「微香タイプ」が広く好まれます。白檀や沈香などの伝統的で上品な天然香木を原料とした進物用線香を選ぶのが無難です。水引は「黒白」または「双銀」の結び切りを用い、表書きは四十九日前であれば「御霊前」または「御供」、四十九日を過ぎている場合は「御仏前」や「御供」と記載します。
なお、四十九日前の線香の作法では、故人がまだ旅の途中にあるとされるため、仏前には白木の位牌が祀られています。この期間は「香食」の教えを重んじ、可能な限りお線香の香りを絶やさないよう心を込めて1本手向けるのが通例です。