新倉富士浅間神社の絶景と真相!398段の先にある感動と混雑回避術
新倉富士浅間神社の絶景と真相!398段の先にある感動と混雑回避術の全貌を詳しく解説してご紹介します。
美しい光景を手に入れるためには、相応の肉体的対価が求められます。新倉富士浅間神社の社務所脇から忠霊塔へと続く参道には、祭神の名を冠した「咲くや姫階段」と呼ばれる全398段の急勾配な石段が立ちはだかります。
実際に現地で階段を見上げると、傾斜角度は約25〜30度にも達し、見上げる者を圧倒します。健脚な大人であっても途中で息が上がり、心拍数が跳ね上がる過酷なアプローチです。階段の途中には踊り場が数カ所設けられており、振り返るたびに富士吉田の市街地と富士山が少しずつ高度を上げて視野を広げていく構成が、登山に似た高揚感をもたらします。
車椅子やベビーカー、階段の昇降に不安を抱える参拝者のために、横には緩やかな蛇行を描くスロープ状の舗装道路(車道・坂道コース)も整備されています。ただし、坂道ルートであっても傾斜自体はそれなりに険しく、所要時間は階段で約10〜15分、坂道で約15〜20分を要します。
この試練を乗り越えた先に待っているのが、大規模な改修を経て安全性を大幅に高めた新倉山浅間公園 展望デッキです。2022年にリニューアルされたウッド調の広々としたデッキからは、前方に朱塗りの忠霊塔、その向こうに富士山の稜線が雄大に広がるパノラマが眼前に迫ります。早朝の澄み切った大気の中でこの光景を目にした瞬間、398段を踏破した疲労は一瞬にして消え去り、現場に居合わせた誰もが言葉を失ってシャッターを切り続けます。