年金が増える経過的加算とは?計算方法ともらえる人の条件を徹底解剖

年金が増える経過的加算とは?計算方法ともらえる人の条件を徹底解剖に関する質問を詳しくまとめました。専門的な情報をご覧ください。

Q1:経過的加算は一生涯もらえるのですか?
A1:はい、生涯にわたって支給される終身年金です。配偶者の死亡や自身の年齢によって打ち切られることはなく、受給者が亡くなるまで老齢厚生年金に上乗せされて支給され続けます。

Q2:60歳以降に短時間勤務(パート)で厚生年金に入っても加算されますか?
A2:加算されます。所定の労働条件を満たして厚生年金の被保険者資格を取得していれば、正社員かパートタイマーかといった雇用形態に関係なく、加入した月数に応じて経過的加算(上限480月まで)および報酬比例部分の双方が増額されます。

Q3:経過的加算だけを先に受け取り、報酬比例部分だけを繰り下げることはできますか?
A3:できません。経過的加算は老齢厚生年金の一部として法的に位置づけられているため、「報酬比例部分」と「経過的加算」を切り離して受給することは不可能です。老齢厚生年金を繰り下げた場合、経過的加算もセットで繰り下げとなり、同じ割合(月0.7%)で増額されます。ただし、老齢基礎年金と老齢厚生年金を別々に繰り下げることは可能です。

Q4:ねんきん定期便に「経過的加算」の記載が見当たらないのですが?
A4:50歳未満の方に届くねんきん定期便には、これまでの加入実績に応じた単純な試算しか記載されないため、経過的加算の明細は表示されません。50歳以上の定期便か、日本年金機構の「ねんきんネット」で試算することで具体的な見込額を確認できます。また、厚生年金の加入期間が極めて短い場合は、差額が生じずゼロと計算されている可能性もあります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest