熊本地震はいつ起きたのか?発生日時と震度7が2回起きた真相・次の確率
熊本地震はいつ起きたのか?発生日時と震度7が2回起きた真相・次の確率についての真相をご紹介します。
「熊本地震のような激震は、次はいつ起きるのか?」――。将来のリスクを評価する上で注視すべきは、地震を起こした活断層帯の「未破壊区間」です。
文部科学省の地震調査研究推進本部が公表している長期評価データに基づき、2026年現在の危険度を整理します。
1. 布田川断層帯の現状(布田川区間は応力解放、阿蘇・宇土区間は警戒)
2016年の本震で破壊された布田川断層帯の「布田川区間」については、数千年分の歪みが一度に解放されたため、今後数百年〜数千年の間に同区間で再びM7クラスの本震が発生する確率はほぼ0%に近いと評価されています。ただし、隣接する阿蘇区間や西側の宇土区間には未破壊の領域が残されており、局所的な強い揺れへの警戒は依然として必要です。
2. 最も警戒すべき「日奈久断層帯」(八代海区間など)
専門家が最も警戒を呼びかけているのが、日奈久断層帯の中南部です。2016年の前震で破壊されたのは日奈久断層帯の北端部(高野−白旗区間)のみであり、南側に連なる「日奈久区間」および「八代海区間」(八代市から八代海、水俣市沖へ伸びる断層)は破壊されずに歪みが残ったままとなっています。
地震調査委員会の評価では、日奈久断層帯の八代海区間における今後30年以内のM7.3程度以上の地震発生確率は「ほぼ0〜16%」とされており、これは日本の主要活断層の中でも「Sランク(最も危険度が高いグループ)」またはそれに準ずる極めて高い警戒レベルに位置付けられています。