アピタ磐田店閉店の真相と跡地の今|MegaドンキUny転換の全貌
アピタ磐田店閉店の真相と跡地の今|MegaドンキUny転換の全貌の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
ネット検索で「アピタ磐田 閉店理由」と調べると、業績悪化による完全撤退や、郊外型大型ショッピングモールとの競争激化による経営破綻といった不穏な噂が散見されます。しかし、公表されている企業決算や流通業界の取材データを照らし合わせると、実態は「店舗の死」ではなく「生き残りをかけた攻めの業態転換」であったことが明白になります。
時計の針を少し巻き戻すと、アピタ磐田店を運営していたユニー株式会社は、2019年にドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の完全子会社となりました。当時、全国の地方都市に展開していた従来型GMS(総合スーパー)は、衣料品や住居余暇関連の売上がネット通販や専門店(ユニクロやニトリ等)に奪われ、構造的な苦境に立たされていました。アピタ磐田店も例外ではなく、食料品売場こそ堅調だったものの、2階の衣料品・日用品フロアの収益低下が課題となっていたのです。
そこで打ち出されたのが、ユニーの持つ高品質な生鮮食品調達力と、ドン・キホーテが得意とする圧倒的なディスカウント力・アミューズメント性を融合させたハイブリッド型店舗「MEGAドン・キホーテUNY」への転換プロジェクトでした。アピタ磐田店は2020年8月23日に一時閉店(一時休業)し、大規模な改装工事を経て、同年10月13日に「MEGAドン・キホーテUNY磐田店」として劇的なリニューアルオープンを果たしました。「更地になってマンションが建った」「跡地が放置されている」という噂は完全な誤認であり、同じ敷地・建物で力強く息づいています。