桐谷さんの総資産は現在いくら?暴落を乗り越えた7億円の真相と内幕
桐谷さんの総資産は現在いくら?暴落を乗り越えた7億円の真相と内幕とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
現在でこそ莫大な富を誇る桐谷氏ですが、その歩みは順風満帆とは程遠いものでした。投資の原点は、将棋界に身を置いていた30代前半。証券会社に将棋を教えに通ったことをきっかけに、30万円の軍資金からスタートしました。
桐谷広人 元将棋棋士 経歴を振り返ると、1975年にプロ入りし、升田幸三実力制第四代名人の門下として七段まで登り詰めた頭脳の持ち主です。棋士時代に培った緻密な記憶力と大局観は株式投資でも遺憾なく発揮され、バブル景気の波に乗って資産は急増。2006年の株式ブーム期には資産推移が4億円規模にまで到達し、華々しい成功を収めました。
しかし、最大の悲劇が訪れます。信用取引を過剰に膨らませていた局面で、2006年のライブドア・ショック、そして2008年のリーマン・ショックが直撃したのです。自著や手記で当時の凄惨な心境を生々しく吐露しています。
「朝起きると資産が数千万円単位で消えている。連日のように証券会社から追証(追加保証金)の督促電話が鳴り響き、死ぬことすら頭をよぎった」
借金同然の追証を埋めるため保有株を底値で投げ売りさせられ、資産は5,000万円前後まで激減。壊滅的な打撃を受けた彼を飢えから救ったのが、手元に残されたわずかな「株主優待券」でした。お金がなくとも外食優待券で牛丼が食べられ、日用品優待でトイレットペーパーが届く。「株価がゼロにならなくても、優待さえあれば生きていける」。この死線を超えた実体験こそが、値上がり益(キャピタルゲイン)狙いから決別し、暴落相場でも決してパニックを起こさない「優待・現物・分散投資」へ舵を切る決定的な転換点となったのです。