年収700万の割合は何%?上位15%でも生活が苦しい意外な理由

年収700万の割合は何%?上位15%でも生活が苦しい意外な理由について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。

取材現場やSNS、コミュニティ掲示板などで集まる生々しい声から、単身者とファミリー層それぞれの家計の現場を検証します。

都内のITメガベンチャーで働く30代独身男性の手記には、次のような生々しい実態が記されています。

「額面年収が700万円に達した瞬間、肩書きと自己評価は上がりました。しかし、都心で家賃13万円のマンションに住み、同僚との飲み会や趣味にお金を使っていると、年収700万独身の貯金平均が話題になるたび冷や汗が出ます。私の口座残高は150万円程度で頭打ちです。ボーナス頼みの消費体質から抜け出せず、何一つ贅沢をしていないつもりなのに、毎月給料日前には残高が数万円になってしまうのです」

一方、地方都市で大手メーカーに勤務する40代・妻子持ち(配偶者専業主婦、子ども2人)の男性は、公の場のインタビューで次のように語っています。

「地方なので周囲からは『年収700万なら勝ち組の富裕層』と見られます。しかし、ミニバン1台の維持費、2人の子どもの大学進学準備費用、住宅ローンの月々11万円の支払いで、ボーナスは全額が右から左へ消えていきます。外食はチェーン店が中心で、スーパーでは割引シールを探す日々。どこが勝ち組なのかと自問自答する毎日です」

一方で、制度を熟知して賢く立ち回る層も存在します。年収700万円の独身であれば、ふるさと納税限度額年収700万の上限目安は約10.8万円(扶養家族構成により約8.6万〜10万円)と高額な寄付枠が付与されます。米や肉などの生活必需品を計画的に返礼品で賄い、新NISAをフル活用して月10万円を愚直にインデックス投信へ回す層は、年間150万円以上のペースで確実に資産を積み上げています。年収700万円というステージは、「無自覚に生きると浪費に呑まれ、規律を持つと強固な資産形成ができる」という決定的な分岐点なのです。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest