グレートピレニーズの値段と生涯費用|子犬相場と飼育の現実を徹底解説

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「子犬の購入代金が払えるから飼える」と考えるのは、超大型犬においては致命的な誤算となります。グレートピレニーズの平均寿命は10〜12年とされていますが、その生涯で必要となる飼育費用は500万円から800万円超に達します。これは小型犬の約2〜3倍に相当する金額です。

特に家計を直撃するのが、毎月必ず発生する固定費です。成犬時の体重が40〜60kgに達するグレートピレニーズは、1日に約500〜800g、月間にして15〜25kg以上のプレミアムフードを消費します。良質な超大型犬専用フードを選択した場合、月々の餌代だけで1万5,000円〜3万円が確実に発生します。これに関節サポート用サプリメントなどを加えると、食費だけで年間30万円を超える計算になります。

さらに見過ごせないのが「トリミング費用」と「電気代」です。極寒のピレネー山脈原産の彼らは、密集した分厚いダブルコートに覆われています。自宅でのシャンプー・乾燥は成人男性でも重労働であり、専門のトリミングサロンに依頼すると1回あたり1万5,000円〜3万5,000円の費用がかかります。超大型犬を受け入れ可能なサロン自体が限られている点も注意が必要です。

また、日本の猛暑はピレニーズにとって生命の危機に直結します。初夏から秋口にかけての約4〜5ヶ月間は、設定温度20〜23度でエアコンを24時間フル稼働させる必要があり、夏季の電気代は月額1万5,000円〜3万円程度跳ね上がるのが一般的です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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