プロ直伝!本当に美味しいトマトの見分け方と甘い完熟を選ぶ極意

プロ直伝!本当に美味しいトマトの見分け方と甘い完熟を選ぶ極意に関する最新のニュースをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。

インターネット上の情報やSNSでは、トマトの選び方に関して一部の誤解や誇張が流通しています。その最たるものが「全体が真っ赤なトマトほど甘い」という誤認です。

トマトの赤色色素であるリコピンの生成は、温度とエチレンガスによって進行します。未熟な緑色の段階で収穫されたトマトであっても、常温で放置されたり輸送中にエチレンガスに晒されたりすれば、外見上は均一に真っ赤へと変化します。しかし、樹から切り離された後に赤くなった個体は、光合成による糖分の供給が途絶えているため、「赤くても甘くない(酸味が抜けただけ)」という状態に陥ります。赤さの濃淡だけを過信せず、前述したスターマークの存在感や果実の締まりを併せて確認しなければならない理由はここにあります。

また、「お尻の先端に黒い斑点があるものは高糖度」という噂も注意が必要です。これはカルシウム欠乏などによって起こる生理障害「尻腐れ果」である可能性が高く、初期段階では糖分が濃縮されているように感じられるケースもありますが、傷みやすく品質としては不安定です。選ぶべきは生理障害の果実ではなく、健康に育ちきった証拠である均整の取れたスターマークを持つ個体です。

さらに、角張っていびつな形状のトマトは「死に筋」と呼ばれ、内部の種子やゼリーの形成に偏りがある場合があります。加熱調理用のソースベースにするなら問題ありませんが、生のままサラダとして極上の甘みを楽しみたい場合は、丸く均等に張りのある正円に近い個体を選ぶのが鉄則です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest