豪州とNzの国旗はなぜ激似?違いの見分け方と変更論争の真相

豪州とNzの国旗はなぜ激似?違いの見分け方と変更論争の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

Q1:歴史的に先に作られたのはどちらの国旗ですか?
A1:海上旗としてのデザイン成立はニュージーランドが先です。NZは1869年に船舶用の旗として採用し、1902年に正式な国旗として法定化しました。オーストラリアが現在の意匠を公募・制定したのは連邦結成後の1901年(正式承認は1903年、現行の七稜星確定は1908年)であるため、意匠の起源はニュージーランドが30年以上先行しています。

Q2:オーストラリアの星が「七稜星(7つの角)」になっている理由は何ですか?
A2:オーストラリアを構成する地域を表しています。7つの先端のうち6つは「ニューサウスウェールズ、ビクトリア、クイーンズランド、南オーストラリア、西オーストラリア、タスマニア」の初期6州を示し、残る1つの角は「ノーザンテリトリーなどの準州および将来追加される領土」を象徴しています。1901年当初は6稜星でしたが、1908年にパプア準州を取得したことを機に7稜星へと変更されました。

Q3:ニュージーランドの国民投票で「シルバー・ファーン」が敗れた最大の要因は何ですか?
A3:最大の要因は「戦没者への敬意」と「政治的費用への反発」です。退役軍人団体を中心に「歴代の兵士たちが命を捧げて守ってきたのは現在の国旗である」という強い反発が起きたこと、そして約2600万NZドルもの公金支出に対する国民の批判が当時の首相への不満と結びついた結果、現状維持派が多数を占めました。

Q4:今後、両国の国旗が新しいデザインに変更される可能性はありますか?
A4:短期的には低いものの、長期的な可能性は残されています。両国では立憲君主制から共和制への移行(英国君主を元首としない体制)議論が根強く存在しており、将来的に共和制への移行が現実味を帯びた場合、ユニオンジャックを外した新たな国旗の制定が再び国家的重要課題として浮上する公算が高いと分析されています。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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