犬に噛まれたら何科を受診?放置が危険な理由と応急処置の全知識
犬に噛まれたら何科を受診?放置が危険な理由と応急処置の全知識について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
Q1:服の上から噛まれて血が出ていませんが、受診すべきですか?
A1:皮膚に赤み、歯型、内出血、わずかな表皮剥離(擦り傷)がある場合は受診を強く推奨します。牙の強い圧迫によって皮膚の深部組織がつぶれ、目に見えない微細な傷から細菌が侵入している可能性があります。特に受傷後24時間以内にズキズキとした痛みや熱感が生じた場合は、即座に外科や形成外科を受診してください。
Q2:噛まれた直後は痛くなかったのに、翌日から激痛と腫れが出てきました。何が起きているのでしょうか?
A2:侵入した常在菌(パスツレラ菌やブドウ球菌、レンサ球菌など)が増殖し、皮下組織で蜂窩織炎などの急性感染症を起こしている典型的なサインです。自然治癒することはなく、放置すると膿瘍(膿の塊)が形成されたり腱や骨へ感染が波及したりします。市販薬で様子を見ず、救急外来や外科を直ちに受診し、抗菌薬の点滴や切開排膿などの処置を受けてください。
Q3:完全に室内飼いしている自分の愛犬に噛まれた場合でも、破傷風や感染症の危険はありますか?
A3:室内飼いであっても危険性は十分にあります。パスツレラ菌などの原因菌は土壌由来だけでなく、健康な犬の口腔内に常在しているためです。また、犬が自分の体を舐めたり床を歩いたりすることで口腔内は無菌状態ではありません。愛犬であっても噛まれた創部が深い場合や腫れが見られる場合は、他人の犬と同様に流水洗浄のうえで医療機関を受診してください。