赤ちゃんの首すわり練習は本当に必要?小児科医が警告する危険と正しい時期

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Q1:首すわり前の赤ちゃんを縦抱きにすると、首すわりの練習になりますか?
A1:練習としての効果はなく、支えを外すことは重大な危険を招きます。首すわり前の赤ちゃんを縦抱きにする際は、必ず大人の手のひらや前腕、または適切な抱っこ紐で後頭部と首元をしっかり支えてください。「自力で首を支えさせよう」として意図的に手を離すと、頭部が大きく揺れて頸椎を痛めたり、揺さぶられっ子症候群に類似した負荷がかかるリスクがあります。

Q2:生後4ヶ月を過ぎても首がすわっていません。病院を受診すべきですか?
A2:生後4ヶ月の時点でまだ首がグラグラしていても、機嫌が良く手足を元気に動かしていれば緊急の受診を要するケースは稀です。多くの場合、生後4〜5ヶ月に行われる乳幼児健診で医師が発達の進み具合を客観的にチェックします。もし生後5ヶ月を過ぎても引き起こしで頭が全くついてこない場合や、手足の動きに強い左右差がある場合は、かかりつけの小児科医へ相談して精密な発達チェックを受けてください。

Q3:自宅で親が「引き起こしテスト」をして首すわりを確認しても大丈夫ですか?
A3:保護者が自己流で引き起こしテストを行うのは絶対に避けてください。乳幼児健診で行われる引き起こしテストは、医師が赤ちゃんの関節の柔らかさや脱臼リスクを把握した上で、力加減を絶妙にコントロールしながら行う専門的な診断手技です。知識のない大人が両腕を引っ張ると、肘の関節が外れる肘内障や肩関節の亜脱臼、頸部の筋繊維の損傷を引き起こす恐れがあります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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