チバリーヒルズ中古の現在価格は?暴落とゴーストタウン噂の真相に迫る
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通称「チバリーヒルズ」の正式名称は、東急不動産が開発を手がけた「ワンハンドレッドヒルズ」です。千葉県千葉市緑区あすみが丘6丁目に位置するこの特別区画は、1989年のバブル絶頂期に分譲が開始されました。当時のチバリーヒルズのバブル期価格は、最も手頃な区画でも約5億円、最高額の邸宅では15億円に達し、一般の給与所得者では資料請求すら躊躇する規格外のプロジェクトでした。
バブル崩壊という未曾有の経済的打撃を経て、現在の中古市場における実勢価格は大きく変貌を遂げています。不動産流通機構(レインズ)の成約動向や地域不動産業界への取材によると、2020年代半ば以降のチバリーヒルズの現在の価格は、敷地規模や建物の損耗状態に応じておおむね6,000万円から1億5,000万円前後で推移しています。フルリノベーションが施された状態の良い邸宅であっても2億円を超える事例は稀であり、額面だけで見ればバブル期から約80〜90%の下落を記録している計算になります。
一般的な高級住宅街の中古一戸建て相場と比較すると、この価格設定の特異性が際立ちます。東京都内の田園調布や成城、あるいは兵庫県の芦屋六麓荘といった名門住宅街では、土地の希少性から地価が維持され、築数十年の邸宅であっても数億円規模を維持するケースが少なくありません。一方、チバリーヒルズの敷地面積は1区画あたり約1,600〜3,300平方メートル(約500〜1,000坪)、延床面積も100〜150坪を超えるメガサイズです。土地坪単価に換算すると10万円前後に留まるエリアもあり、「広大な敷地と超大型豪邸が、都内の新築ファミリー向けマンション1戸分の価格で購入できる」という逆転現象が起きています。