三浦春馬の誕生日4月5日|今も愛され続ける理由と生誕祭上映の全貌
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三浦春馬さんが没後もなお幅広い世代に愛され続ける最大の理由は、卓越した技術力と、それらを裏付ける求道者的な努力と誠実な人柄にあります。関係者や共演者が口を揃えて語るのは、作品や役柄に対する並外れたストイックさです。
その真骨頂が発揮されたのが、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』日本版のドラァグクイーン・ローラ役でした。本場ニューヨークへ単身渡米してボイストレーニングを受け、ピンヒールを履きこなすために自宅でもハイヒールで生活を送るなど、肉体改造と発声法の抜本的な改革を敢行。2016年の初演、そして2019年の再演において、第24回読売演劇大賞優秀男優賞および杉村春子賞を受賞し、日本のミュージカル史に刻まれる圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスを披露しました。
また、約4年間にわたって日本全国47都道府県を取材し、伝統工芸や食文化、ものづくりの現場を記録した月刊誌連載および単行本『日本製』(ワニブックス)は、彼の人間的知性と日本文化への敬意が詰まった名著として知られています。職人の工房に自ら足を運び、泥臭く土に触れ、対話を重ねるその眼差しには、飾らない謙虚さと知的好奇心が溢れていました。