麻原彰晃ととんねるず共演の真相|90年代テレビが隠した都市伝説の正体
麻原彰晃ととんねるず共演の真相|90年代テレビが隠した都市伝説の正体に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。
この都市伝説を決定づけたのが、フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげです』と日本テレビ系『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』という、当時社会現象を起こしていた2つの怪物番組の存在です。
当時、『みなさんのおかげです』のコントコーナーにおいて、とんねるずの2人は世相を風刺した際どいパロディを連発していました。1990年前後、真理党の選挙活動で流れていた「彰晃、彰晃、麻原彰晃〜」という異様なフレーズや、信徒たちが主張していた「空中浮揚」は、学校の教室で子どもたちが真似するほどの流行現象となっていました。これを受け、コントの合間に石橋貴明や木梨憲武が座禅を組んで飛び跳ねる空中浮揚のアクションを誇張して演じたり、替え歌を口ずさんだりするパロディを披露していた記録があります。
さらに混迷を深めたのが、日本テレビ系で1991年秋からスタートした『生でダラダラいかせて!!(生ダラ)』です。同番組は「何が起こるか分からない過激な生放送感(実際は収録回も多数)」を売りにし、怪しげな催眠術師や霊能力者、新興宗教的なパフォーマーをスタジオに招いて石橋が容赦なく追い込む企画を多数放送していました。
視聴者の頭の中で、以下の3つのピースが数年の歳月をかけて結合してしまったと分析できます。
- 『TVタックル』等で麻原彰晃が芸人たちとスタジオで対決していた実際の映像
- 『みなさんのおかげです』でとんねるずが披露したキレのある麻原パロディコント
- 『生ダラ』で石橋貴明が怪しい人物を怒鳴りつけ、現場をピリつかせていた緊迫感
これらが無批判にミックスされた結果、「生ダラでとんねるずと麻原が対談し、石橋が挑発して放送事故寸前になった」という、極めて具体的で生々しいフェイク記憶が形成されたのです。