フランス食器アンティーク高騰の真相!希少刻印と入手ルート

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掘り出し物と巡り合うための聖地といえば、パリ北部に広がるクリニャンクール蚤の市 (Marché aux Puces de Saint-Ouen)をおいて他にない。だが、観光客が押し寄せるメインストリートに本物は転がっていない。現地バイヤーが足を運ぶのは、ポール・ベール(Paul Bert)やセルペット(Serpette)の奥深く、夜明け前の仕入れ業者専用トラックが荷解きをする早朝の時間帯だ。

本物のディーラーは、一見客に対してすべての在庫を並べない。合言葉は「バックヤードを見せてほしい」という率直な対話だ。店主と親交を深め、自身のコレクションテーマを明確に伝えることで、奥のキャビネットから状態抜群のクレイユ・エ・モントローのグリザイユ絵皿や、初期ジアンのトワル・ド・ジュイ柄が姿を現す。週末の蚤の市のみならず、イル・ド・フランス地方の個人邸宅で開催される「Vide-Maison(家財処分セール)」の情報を地元紙から拾い上げる泥臭いアプローチこそが、破格のプライスで珠玉の逸品を引き寄せる最大の秘訣である。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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