血液検査の骨髄芽球とは?異常値の原因と白血病・Mdsの診断基準
血液検査の骨髄芽球とは?異常値の原因と白血病・Mdsの診断基準の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
骨髄検査(骨髄穿刺・生検)によって採取された骨髄液中の全有核細胞のうち、骨髄芽球が占める割合は、疾患の特定および重症度分類において決定的な指標となります。
WHO分類および国際コンセンサス分類(ICC)における急性骨髄性白血病の診断基準では、骨髄または末梢血中の骨髄芽球割合が20%以上に達していることが世界共通の客観的確定基準です(特定の遺伝子変異を伴う場合は20%未満でもAMLと診断される例外規定あり)。
一方、5%以上20%未満のグレーゾーンで芽球が増加している病態は「骨髄異形成症候群(MDS)」と診断されるケースが多く、放置すると高確率で急性白血病へと移行(白血病化)するため、厳格な病態モニタリングが求められます。