村西とおるハワイ事件の真相|懲役370年求刑と保釈金1億円の裏側
村西とおるハワイ事件の真相|懲役370年求刑と保釈金1億円の裏側の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
ハワイ事件を単発のアクシデントとしてではなく、村西とおるという表現者の全キャリアのなかで捉え直すと、昭和から平成初期のメディア規制に対する過激なカウンターの軌跡が浮かび上がります。
村西とおるの生涯における逮捕歴は通算7回に達します。裏本・ビニ本出版時代の著作権法・わいせつ物頒布等罪から始まり、北海道でのロケ先トラブル、無修正ビデオの流通をめぐる警察当局との攻防など、その歴史は国家権力による表現規制とのチキンレースそのものでした。
当時の制作関係者の手記や回顧録によると、ハワイ事件当時のダイヤモンド・映像は年商100億円規模を誇り、村西自身も自家用ヘリコプターや高級外車を乗り回すバブルの寵児でした。「規制の網を潜り抜け、誰も見たことがない映像を撮る」という強烈なプロデューサーシップが、現地法規の厳格さを見誤らせる最大の要因となったことは否定できません。