突然の息切れと胸痛の正体|命を奪う肺梗塞の初期症状と予防法
突然の息切れと胸痛の正体|命を奪う肺梗塞の初期症状と予防法に関する注目トピックをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
肺梗塞は発症の瞬間から数時間以内の行動が予後を大きく左右します。何よりも警戒すべきは、肺に症状が出る前に下肢に現れる「前兆サイン」と、血栓が肺に到達した瞬間に起きる「初期症状」です。 最も典型的な肺梗塞の初期症状として報告されるのは、安静時に突然生じる激しい息切れ(呼吸困難)と、深呼吸や咳をした際に突き刺すように痛む胸痛です。血栓の閉塞規模が大きい場合、肺から心臓へ血液が戻らなくなるため、血圧が急降下し、冷や汗、めまい、意識消失(失神)を引き起こします。 肺組織の壊死が進むと、咳とともに少量の血が混じる血痰(けったん)や微熱が現れることも珍しくありません。 一方で見落とされやすいのが、足に現れる前兆です。血栓の多くはふくらはぎや太ももの静脈で作られます。以下のような異変を感じた直後に立ち上がったり歩き出したりした際、血栓が剥がれて肺へ飛ぶリスクが極めて高くなります。 * 片側の足だけが急激にパンパンに腫れ上がる * ふくらはぎを軽く圧迫したり、つま先を手前に反らせたりすると激痛が走る * 足の皮膚が赤紫色に変色し、熱感を持っている * 以前から下肢静脈瘤による重度のむくみを放置していた 「単なる足の筋肉痛やこむら返りだろう」と自己判断して放置したり、強く揉みほぐしたりする行為は極めて危険です。揉む刺激によって血栓が一気に剥がれ落ち、肺動脈へ直行する引き金になりかねません。