チャントーヤココナッツカリー閉店説の真相と神保町名店の現在地

チャントーヤココナッツカリー閉店説の真相と神保町名店の現在地にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

神田カレーグランプリに代表されるように、神保町・御茶ノ水エリアは欧風カレー、インドカレー、スープカレーの超名店がひしめく日本屈指の激戦区です。その中で2011年秋に産声をあげた「チャントーヤ ココナッツ カリー」は、立ち位置としてきわめてユニークな挑戦を続けてきました。

一般的に「ココナッツカレー」と聞くと、タイ料理のグリーンカレーやレッドカレーを想起する方が大半でしょう。しかし、本場のタイカレーはナンプラー特有の強い香りや、バイマックルー(こぶみかんの葉)、レモングラスといった強いハーブ感が前面に出るため、「実は独特のクセが苦手」という層も一定数存在します。

創業者が目指したのは、「本場のエスニックな情緒を残しながら、日常的に最後の一滴まで飲み干せる親しみやすい日本のカリー」でした。タイから仕入れる上質なココナッツミルクをベースに使いながらも、独自のスパイス調合と日本人好みのコク深い出汁の旨味を融合。油分を極限まで抑えたサラサラのスープ仕立てに仕上げることで、従来の枠組みに収まらない「チャントーヤ流ココナッツカリー」という独立したジャンルを打ち立てたのです。

白を基調とした清潔感あふれるカフェのような店内空間は、従来の「男性サラリーマンが足早にかきこむ神保町のカレー店」というイメージを覆しました。御茶ノ水駅周辺のデート需要や女性の単身利用を開拓し、15年間という歳月をかけて確固たるファンベースを築き上げています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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