副鼻腔炎から中耳炎になる原因とは?耳の痛みや閉塞感への正しい対処法
副鼻腔炎から中耳炎になる原因とは?耳の痛みや閉塞感への正しい対処法とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
「そのうち鼻水が治まれば、耳の詰まりも自然治癒するのではないか」と考える患者も少なくありません。しかし、副鼻腔炎に起因する中耳炎の放置は、聴覚に回復不能なダメージを残す危険性を孕んでいます。
軽度の耳管通過障害であれば鼻の回復とともに改善することもありますが、中耳腔内に膿や浸出液が貯留している状態を放置すると、粘膜が線維化して肥厚し、音を伝える耳小骨の動きが制限されてしまいます。その結果、伝音難聴が固定化してしまい、後から薬を飲んでもクリアな聞こえを取り戻せなくなるリスクが生じます。
以下のサインが1つでも見られる場合は、自然治癒を待たずに速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
・鼻症状に加えて耳の痛みや圧迫感が2日以上続いている
・周囲の会話が聞き取りづらい、自分の声が異常に響く
・耳だれ(黄色い膿や透明な液体)が出てきた
・発熱を伴い、市販の鎮痛薬を飲んでも痛みがぶり返す
・子どもがしきりに耳に手を当てて不機嫌に泣いている