昔のグリコアーモンドチョコの真相|歴代Cmとスライド箱の歴史を追う

昔のグリコアーモンドチョコの真相|歴代Cmとスライド箱の歴史を追うの見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

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多くのファンに愛され続けたクラシックスタイルのグリコアーモンドチョコが、なぜ姿を消すことになったのか。その真相は、市場の嗜好変化に対応するための戦略的ブランド刷新と製法の根本的な進化にあります。

高度経済成長期から昭和後期にかけて主流だったのは、アーモンドを植物油で香ばしく揚げるフライドアーモンド製法の歴史でした。油で揚げることでナッツの水分を抜き、カリッとした歯ごたえとしっかりしたコクを生み出す技術は、当時のチョコレート市場に革命をもたらしました。しかし、2000年代以降、健康志向の高まりやナッツそのものの繊細な風味を求める消費者の味覚の変化が顕著になります。

そこで江崎グリコは2011年9月、従来の製法とパッケージを白紙に戻し、後継フラッグシップブランドとしてアーモンドピーク(ALMOND PEAK)を市場へ投入しました。これに伴い、昔ながらのスライド箱に入った旧アーモンドチョコは惜しまれつつも歴史に幕を下ろし、事実上の販売終了となりました。

アーモンドピークと昔の製品との決定的な違いは、新たに採用された「アメ焼き(キャラメリゼ)製法」にあります。アーモンドをシロップで煮詰めながらじっくりローストすることで、従来のフライド製法を上回る「カリッと弾ける軽快な食感」と「噛むほどに広がる香ばしさ」を実現。さらに、板チョコに近い開閉式のコンパクトな紙箱へと変更され、現代の持ち歩きやオフィス需要に最適化されたのです。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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