猫の尿が出ない時にマッサージは危険?命を守る緊急サインと正しい対処法
猫の尿が出ない時にマッサージは危険?命を守る緊急サインと正しい対処法についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
動物病院に到着後、獣医師は触診や超音波検査(エコー)で膀胱の緊迫度と尿道閉塞の有無を素早く診断します。閉塞が確認された場合、緊急の「導尿処置」が行われます。
一般的な導尿処置の手順は以下の通りです。
1. 鎮痛・鎮静処置:痛みを和らげ、暴れて尿道を傷つけないよう処置を行います。
2. カテーテル挿入とフラッシング:ペニスから極細の医療用カテーテルを挿入し、生理食塩水で詰まり(結石やプラグ)を膀胱内へ押し戻しながら尿道を貫通させます。
3. 膀胱洗浄と減圧:溜まっていた尿を吸引・排出し、膀胱内をきれいに洗浄して内圧を下げます。
4. カテーテル留置と点滴:尿道粘膜の腫れが引くまで数日間カテーテルを留置し、点滴で尿毒素を体外へ洗い流します。
気になる治療費の目安ですが、初期の導尿処置・血液検査・数日間の入院点滴治療を含めると総額で「5万〜15万円程度」が一般的な相場です。重度の尿毒症で集中治療が必要な場合や夜間救急診療費が加算されると、さらに高額になる傾向があります。
また、何度も閉塞を繰り返すオス猫の場合、狭い尿道を切開してメス猫のような広い開口部を作る「会陰尿道瘻(えいんにょうどうろう)形成術」という外科手術が検討されることもあり、その際の手術・入院費用は20万〜40万円前後に上るケースもあります。