コーギーの尻尾を切る理由とは?断尾の歴史と痛みの真相・最新事情
コーギーの尻尾を切る理由とは?断尾の歴史と痛みの真相・最新事情についての疑問解決ガイドをご紹介します。
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コーギーには大きく分けて2つの独立した犬種が存在し、尻尾の扱いにも決定的な違いがあります。一般的に広く知られているのが「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」で、もう一方が比較的大きめで丸い耳を持つ「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」です。カーディガンは歴史的に断尾の習慣がなく、キツネのようなふさふさとした長い尻尾を保つのが標準とされています。
一方、ペンブロークに関しても「すべての個体が切断されているわけではない」という点は見逃せません。実は遺伝学的に、生まれつき尻尾が極端に短いか存在しない「ナチュラル・ボブテイル(NBT)」と呼ばれる遺伝子を持つ個体が一定割合で誕生します。
かつてはこの自然変異による短い尻尾が重宝され、交配によって受け継がれてきました。しかし、ナチュラル・ボブテイルの遺伝子をホモ接合(両親から二重に受け継ぐ)すると胎児の段階で致死となる遺伝的リスクを伴うため、ブリーディングには極めて高度な専門知識が求められます。その結果、安全に安定した外見を揃える手段として、人為的な断尾手術が標準化されていったという事情が存在します。