バラ科果物一覧とアレルギーの真相|イチゴや桃で喉がかゆい原因とは

バラ科果物一覧とアレルギーの真相|イチゴや桃で喉がかゆい原因とはに関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

Q1:バラ科の果物アレルギーがある場合、缶詰やジャムなら絶対に安全ですか?
A1:絶対とは言い切れません。シラカンバ花粉症に関連する「PR-10タンパク質」が原因であれば、製造時の熱処理によってタンパク質が変性・失活するため、缶詰やジャムなら問題なく食べられるケースが大半です。しかし、モモやスモモの皮周辺に含まれる「LTP(脂質転移タンパク質)」にアレルギーがある場合、熱に非常に強いため加熱加工品でもアレルギー症状が誘発される恐れがあります。安全の確認には専門医による詳細なコンポーネント検査が必要です。

Q2:イチゴを食べて喉がかゆくなるのは、小さな子どもでも起こるのでしょうか?
A2:小児でも起こり得ますが、メカニズムが異なる場合があります。成人のように樹木花粉症の感作を経て発症する「花粉・食物アレルギー症候群」は学童期以降に多く見られますが、幼児期の場合はイチゴの表面に含まれる化学物質や仮性アレルゲン(ヒスタミン様物質)に対する一過性の粘膜過敏反応であるケースもあります。症状が反復する場合は小児科専門医へご相談ください。

Q3:杏仁豆腐やすもも酒、梅酒などのお酒・スイーツは摂取しても毒性やアレルギーの心配はありませんか?
A3:市販の加工食品やお酒は安全に配慮されています。杏仁豆腐に使われる「杏仁(キョウニン)」やウメ酒・スモモ酒などは、加熱処理や長期の漬け込み発酵の工程によってアミグダリンの分解・低減が図られており、市販品を通常量楽しむ分には健康危害の恐れはありません。ただし、未熟な青梅を生のまま多量にかじったり、手作りの種子粉末を大量摂取したりする行為はシアン中毒の危険性があるため厳禁です。

Q4:アレルギー血液検査で陰性だったのに、リンゴを食べると喉がかゆいのはなぜですか?
A4:血液検査(特異的IgE検査)の試薬に含まれるバラ科アレルゲンは製造プロセスで失活しやすく、本物の生果実に比べて「偽陰性(本当はアレルギーなのに数値が出ない)」が出やすいという技術的限界があるためです。症状が実際に出ているのであれば、検査結果が陰性であっても生食は避け、皮膚テスト(プリック試験)などより精度の高い検査を実施できる専門外来を受診してください。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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