山歩きで触ると危険!漆の木の見分け方と似た植物との決定的な違い
今注目を集めている 山歩きで触ると危険!漆の木の見分け方と似た植物との決定的な違いについて、詳しいまとめをご紹介しています。
「葉が落ちていれば漆にはかぶれない」と思い込んでいるハイカーは少なくありませんが、これは大きな誤解です。ウルシオールは落葉後の枝や幹、枯れ枝の内部にも長期間そのまま残存しており、冬枯れの山でも枝を折ったり触れたりすれば通常通りかぶれます。
冬の漆の木を見分ける鍵は「冬芽(とうが)」と「葉痕(ようこん)」にあります。
落葉した後の枝には、葉がついていた跡(葉痕)が残ります。漆の木の葉痕は大きめの半円形やハート型、V字型をしており、その中に維管束(水や養分が通っていた管)の跡が点々と並んで目鼻のように見えます。また、枝の先端につく頂芽は茶褐色の細かい毛で覆われており、丸みを帯びた円錐形をしています。
冬山での焚き火や薪拾いの際、ウルシの枯れ枝を誤って燃やしてしまうと、煙に含まれるウルシオールを吸い込んで気道や肺に重度の炎症を起こす重大事故につながります。正体のわからない枯れ木を薪に使うのは厳禁です。