猫の爪切りで暴れる・噛む原因は?獣医師直伝の簡単保定術と裏ワザ

猫の爪切りで暴れる・噛む原因は?獣医師直伝の簡単保定術と裏ワザについて重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

爪切りの時間が長引く一因として、使用している道具の切れ味や形状が猫に合っていないことが挙げられます。市販の猫用爪切りには主に3つのタイプが存在し、それぞれ用途が異なります。

もっとも一般的な「ハサミ型」は、普段の抱っこ感覚で扱いやすく、子猫や爪が柔らかい猫、初心者に向いています。一方、獣医師やトリマーに愛用者が多いのが「ギロチン型」です。穴に爪を通してレバーを握るだけで、爪に余計な圧力をかけることなくスパッと切断できるため、切られる瞬間の衝撃が少なく猫が嫌がりにくい特徴があります。刃先がカーブした「ピコック型」は、巻き爪や太い爪をピンポイントで捉えやすく、シニア猫のケアに威力を発揮します。

切る位置を間違えないためには、猫の爪の血管(クイック)の見極め方を把握しておくことが欠かせません。肉球を上下から軽く指で押すと、収納されていた鋭い爪が押し出されます。光に透かすとピンク色の芯が見えますが、これが神経と血管が集まる「クイック」です。切るべきポイントは、このピンク色の部分の先端から1〜2ミリほど離れた白い透明なゾーンです。

万が一、深爪をしてしまっても焦る必要はありません。毛細血管からの出血には、パウダー状の止血剤(クイックストップ)を指先に取り、爪の断面に強く押し当てて数十秒圧迫すれば速やかに血が止まります。もし止血剤がない場合は、清潔なガーゼで圧迫止血を行うか、少量の小麦粉や片栗粉を傷口に当てて患部を保護し、安静を保たせましょう。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest