米軍基地の役割と実態|なぜ沖縄に集中?地位協定や予算の真相を徹底解説

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沖縄の基地負担を語るうえで避けて通れないのが、宜野湾市の中心部に位置する普天間飛行場(普天間基地)の返還問題です。市街地に囲まれ「世界一危険な飛行場」と称される普天間基地は、1996年の日米特別行動委員会(SACO)合意により全面返還が合意されました。

その代替施設として選定されたのが名護市辺野古沿岸部ですが、移設工事は現在も極めて複雑な局面に直面しています。移設予定地である大浦湾側の海域に「マヨネーズ並み」と呼ばれる軟弱地盤が存在することが判明し、大規模な地盤改良工事(約7万本の砂杭打ち込み)が必要となりました。

沖縄県側は環境保全や民意を理由に設計変更承認を拒否し続けましたが、国は地方自治法に基づく「代執行」に踏み切り、大浦湾側の工事を着工させました。しかし、工期の長期化や総事業費の大幅な増額(当初見込みから約1兆円規模への膨張)が懸念されており、普天間基地の危険性除去がいつ完了するのかという根本的な問いに対する出口は見通せていません。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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