昭和の裁縫セットがエモすぎる!手まり柄・タマの箱から現在の進化まで

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昭和50年代から平成初期にかけて、小学校高学年の家庭科授業が始まるときに学校経由で購入した裁縫セット。その外観は、頑丈なレトロ感あふれるプラスチック製の角型ボックスが主流でした。ロックを外してパカッとフタを開けると、上段にスライド式の透明トレイがセットされており、糸切りバサミ、指ぬき、糸通し、チャコペンシルなどが整然と並ぶ構造に、多くの子どもたちが「自分専用の秘密基地」を手に入れたかのような高揚感を覚えたものです。

当時の裁縫箱は、教育教材メーカー大手の「ぶんけい(文溪堂)」や「新学社」「あおば(現・光文書院)」などが製造・卸を行っていました。頑丈なポリプロピレン製で作られていたため、何十年経った今でも割れずに現役で自宅のボタン付け用として使われているケースが珍しくありません。道具を無くさないようにとフタの裏に貼られた「持ち物チェックシール」や、名前を書くための白いスペースも、当時の小学生の日常を物語る象徴的なディテールです。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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