分数の比を簡単にする最短解法!最小公倍数で3秒変換できる裏ワザ

分数の比を簡単にする最短解法!最小公倍数で3秒変換できる裏ワザの見逃せないポイントを一挙に解説しました。

インターネット上の教育ブログやショート動画などで「神技」として頻繁に紹介されるのが、「たすき掛け(クロス掛け)」と呼ばれる解法です。「分数の比は分母と分子を斜めに掛けるだけで一瞬で終わる」と喧伝され、多くの受講生が飛びつきます。

確かに $\frac{1}{3} : \frac{2}{5}$ であれば、左上(1)×右下(5)= 5、左下(3)×右上(2)= 6 となり、一瞬で $5 : 6$ が求まります。しかし、この解法には教育現場で「たすき掛けの罠」と呼ばれる致命的な構造的欠陥が存在します。

ネットの噂や皮相的なテクニックを鵜呑みにして大失敗した典型例として、知恵袋や教育掲示板に投稿された受験生の生々しい告白があります。

「塾で教わったクロス掛けが速くて多用していたのですが、模試で『$\frac{1}{2} : \frac{1}{3} : \frac{1}{4}$』という3つの比が出たとき、同じように斜めに掛けて大パニックになりました。結局適当に掛けて大失点。なぜ間違えたのかすら分からずトラウマになりました」(都内私立中学受験生の手記より)

たすき掛けの本質は「分母同士の積($b \times d$)を両項に掛けている」に過ぎません。2つの比なら成り立ちますが、項が3つになった途端にこの簡略則は完全に崩壊します。最初から「全項に最小公倍数を掛ける」という本質的な分数の比を簡単にする方法を身につけておけば、項が何個に増えようが一切の混乱なく解き切ることができます。

また、「通分してから約分する」という固定観念も捨て去る必要があります。比を簡単にする通分と約分において重要なのは、「通分して分母を書く」という無駄な動作を完全に排除し、「最初から最小公倍数を掛けて分母を消滅させる」という発想の転換です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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