119番はどこにつながる?スマホ転送の真相と指令センターの仕組み
119番はどこにつながる?スマホ転送の真相と指令センターの仕組みの疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。
一口に「電話」と言っても、光電話、格安SIMスマートフォン、IP電話アプリ、さらには街頭の公衆電話まで、その種類は多岐にわたります。通信回線ごとに119番通報時の接続挙動や位置情報の送信能力は明確に異なります。
特に注意を払うべきは、近年普及したIP電話や格安SIMでの119番通報に潜む罠です。月額料金の安さから「データ通信専用SIM」を契約したタブレットやサブ機、あるいは「050」から始まるIP電話アプリ(LINE通話やSkype含む)からは、法制度および技術仕様上、119番や110番にかけることができません。画面のダイヤルパッドで119を押しても発信規制音(ツーツー)が鳴るだけです。
また、災害時やスマートフォンの充電切れの際に頼りになるのが、公衆電話からの緊急通報のやり方です。緑色の公衆電話には「緊急通報ボタン(赤い丸ボタン)」が備わっているタイプと、ボタンがなく受話器を上げてそのままダイヤルするデジタル公衆電話タイプが存在します。小銭やテレホンカードは一切不要で、ボタンがある機種は「受話器を上げる→赤いボタンを押す→119を回す」、ボタンがない機種は「受話器を上げる→そのまま119を回す」だけで即座に地元の消防本部へ直結します。