赤点とは何点から?高校の留年ラインと追試・補習の救済策を徹底解剖

赤点とは何点から?高校の留年ラインと追試・補習の救済策を徹底解剖の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

赤点という俗称は、かつて不合格基準を下回った点数を教員が簿記の赤字になぞらえて赤いインクで成績簿や答案に記したことに由来します。制度上の正式名称は「不合格点」や「欠点」であり、学校側が定めた合格基準である及第点との違いを理解することが第一歩となります。及第点とは「これ以上であれば合格」という下限値を指し、その及第点に1点でも届かない点数が赤点です。

ネット上や教室内の会話では「赤点は30点未満」という説が広く定着していますが、この数字は全国共通の法律で定められたものではありません。各学校が定める教育課程の評価規程(校則や履修内規)によって独自に設定されています。現場の高校で採用されている赤点の基準は、大きく分けて次の2つのパターンに集約されます。

第一に、点数を固定する「絶対点数方式」です。多くの普通科高校や私立校で高校の赤点ラインとして30点未満(29点以下)、学校によっては35点未満や40点未満に設定されています。この方式では、試験問題がどれほど難しく全体の平均点が下がったとしても、指定された点数を下回れば機械的に赤点と判定されます。

第二に、テストの難易度に応じて変動する「平均点連動方式」です。進学校などで多く採用されており、「平均点の半分(50%)」や「平均点の4割(40%)」を下回った場合を赤点とする基準です。たとえば平均点が70点のテストであれば35点未満が赤点となり、難問揃いで平均点が40点に落ち込んだ場合は20点未満が赤点ラインとなります。近年はテスト難易度のばらつきによる不公平感をなくすため、この連動方式と「最低保証点(いかなる場合も25点未満は赤点など)」を組み合わせる学校が増加傾向にあります。自身の学校がどちらの計算方式を採用しているかは、年度初めに配られる「シラバス(年間指導計画)」や「生徒手帳の履修規程」に明記されています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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