会陰切開を防ぐ会陰マッサージのやり方とオイル選び|助産師推奨の極意
会陰切開を防ぐ会陰マッサージのやり方とオイル選び|助産師推奨の極意に取り組みたい方へ、役立つ 手順書をご紹介します。
Q1:お腹が大きくて自分で手が届きません。パートナーにお願いしても大丈夫ですか?
A1:衛生面と力加減の合意が取れていればパートナーによるケアも可能です。パートナーに行ってもらう場合は、妊婦本人がリラックスして横になり、爪を短く切って徹底消毒した指でケアしてもらいます。ただし、他人が指を入れると微妙な痛みのサインが伝わりにくく、無意識に力んでしまうケースも多いため、少しでも痛みを感じたらすぐ声に出して中断できる信頼関係と環境作りが不可欠です。不安がある場合は無理をせず「会陰パック」を選択してください。
Q2:専用の高級オイルを使わないとダメですか?ベビーオイルやオリーブオイルで代用できますか?
A2:ミネラルオイル(石油由来)を主成分とするベビーオイルや、料理用の食用オリーブオイルの使用は推奨されません。ベビーオイルは皮膚を保護する目的には適していますが、組織を軟化させる作用は弱く、角質深部へ浸透しません。また食用油は微細なタンパク質や不純物を含んでおり、デリケートゾーンの粘膜に接触するとアレルギーや炎症を引き起こす恐れがあります。必ず「低温圧搾の天然植物油(カレンデュラ、スウィートアーモンド、ホホバ等)」で、無香料・無添加の高品質なものを選んでください。
Q3:経産婦でも妊娠34週から会陰マッサージをする意味はありますか?
A3:経産婦であっても行う価値は十分にあります。一度出産を経験した会陰組織は初産婦よりも伸びやすい傾向にありますが、前回の分娩で切開や断裂を起こした部位は「瘢痕組織(ケロイド状の硬い組織)」となっており、柔軟性が低下している場合があります。以前の傷跡周辺をオイルで入念にほぐしておくことで、同じ場所が再び不規則に裂けてしまうリスクを軽減し、産後のスムーズな回復を後押しします。