ベンチプレスの棒の重さは何キロ?20Kg以外の真相とジム別違いを徹底解説

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日本国内で利用者が多い主要フィットネスクラブの実態を調査すると、フリーウェイト器具とマシンの導入方針に明確な企業カラーが表れています。各ジムを利用する際に知っておくべき固有の重量事情を検証します。

エニタイムフィットネス:世界共通基準の20kgバーとスミスマシンの個体差

国内1100店舗以上を展開するエニタイムフィットネスの場合、フリーウェイトエリアのパワーラックやベンチプレス台には、世界基準であるライフフィットネス(Life Fitness)社製「Hammer Strength」ブランドや、国産の高級器具メーカーBULL(ブル)社製のオリンピックシャフト20kgがほぼ確実に配備されています。どの店舗へ赴いてもフリーウェイトの基本重量にブレが少ない点は、24時間ジム最大のメリットです。

注意を要するのはスミスマシンの取り扱いです。エニタイム店舗で広く採用されている「Hammer Strength」製のリニアスミスマシンは、レールが斜め7度の傾斜を持つ構造が多く、かつカウンターバランス機能(滑車と重りによってバーの自重を打ち消す機構)が内蔵されている場合、スミスマシンバーの初動重量は約9.0kg(20ポンド)程度に減衰されています。一方、カウンターバランス非搭載モデルではバー自重がそのまま手元にかかり、15kg〜20kg近くの負荷となるため、マシンフレーム横のスペック表記ステッカーを見落としてはなりません。

ゴールドジム:一切の妥協を排した競技規格のシャフト群

「ウェイトトレーニングの聖地」と称されるゴールドジムでは、公式競技でも採用されるスウェーデン製「Eleiko(エレイコ)」や「IVANKO(イヴァンコ)」など、最高峰のバーベルシャフトが標準装備されています。ゴールドジムにおけるパワーラックおよびベンチ台のバーは、当然ながら公認規格通りの20kgです。シャフトのローレット(ギザギザの滑り止め加工)の刻みやシャフト自体のしなり特性に至るまで極めて精緻に調整されており、バー自体の公差(製造上の重量誤差)は限りなくゼロに抑えられています。

チョコザップ:スミスマシン特化型空間における「重さの真相」

近年急速に店舗網を拡大したスマートジム「chocoZAP(チョコザップ)」では、利用者の安全確保とスペース効率の観点から、落下事故のリスクがあるフリーウェイトバーベルは一切設置されていません。導入されているのは軌道がレールで完全に拘束されたスミスマシンのみです。この「チョコザップスミスマシン重さ真相」について、取材班が実機仕様およびユーザー報告を精査したところ、内蔵されたカウンターウェイト機構により、バー単体の実質負荷は極めて軽く設定されている(約0kg〜5kg程度)ことが判明しています。

初心者や運動習慣のない層が安全に動作できるよう設計されているため、プレートを付けない状態のバーは女性の片手でも容易に押し上げられるほど軽量化されています。このマシンで「プレートを両側に10kgずつ付けて合計30kg持ち上げた」と認識していたユーザーが、本格的なジムで20kgのオリンピックシャフトに挑戦した途端、バー単体すらまともに挙上できず狼狽するケースが多発している背景には、こうした機械構造の決定的な落差が存在します。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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