日本の城ランキング2026|専門家が選ぶ真の1位に驚愕

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平野部に位置する平城や平山城の観光を経験した旅行者の間で、近年急速にファン層を広げているのが「山城(やまじろ)」の踏破です。天守が存在しない城跡であっても、山肌を削り取って作られた「切岸(きりぎし)」や、敵の進軍を阻む「堀切(ほりきり)」、尾根を平坦に均した「曲輪(くるわ)」の連なりに、戦国武将たちのリアルな防衛思想が刻まれています。

山城初心者に最も推奨されるのは、前述の備中松山城に加え、兵庫県の竹田城や岐阜県の苗木城です。

竹田城は「日本のマチュピチュ」とも称され、秋から冬の早朝に発生する濃霧によって雲海に浮かぶ石垣群が幻想的な光景を生み出します。一方、苗木城(岐阜県中津川市)は巨大な自然巨石をそのまま石垣の一部として組み込んだ特異な構造を持ち、木曽川を見下ろす絶壁の上に築かれた天守台展望台からの眺望は息をのむ美しさです。

山城探索における最大の鉄則は、「足元の装備」と「縄張図(設計図)の持参」です。舗装されていない山道や急勾配の階段が多いため、グリップ力の高いトレッキングシューズの着用が必須となります。城の構造図を手元に置き、「どこから敵が攻め寄せ、どうやって迎え撃つ構造になっているのか」を現場で照らし合わせながら歩くことこそ、山城歩きの醍醐味といえます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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